2023.03.04
令和5年県連大会に代わる総務会を開催統一選全員当選へ一致結束を誓う「地域と共に歩む原点をアピール」
統一地方選に勝利し地方の活力を通り戻す」「日本を守り、未来を切り拓く」を掲げて、県連大会に代わる総務会が、3月4日午後2時から神戸市中央区の県民会館で開かれ、目前に迫った第20回全国統一地方選挙に向けて「総力を挙げて公認推薦候補の全員当選を期す」ことなどを盛り込んだ当面の活動方針案を採択し一致結束を誓い合いました。 兵庫県議選(定数86)では、公認33人、推薦11人を擁立、第1党として過半数の維持、神戸市議選(定数65)では、公認21人を立てており、議席拡大をめざしています。

冒頭、安達和彦県連総務会長(神戸市会議員)の開会の言葉=左写真=に次いで、末松信介県連会長(参議院議員)があいさつに立ち、「統一選は厳しいものになる。逆境の中だが、力を合わせて覚悟して、すばらしい戦いを展開しよう」と、まず、檄を飛ばしました。そのうえで、自ら戦った昨夏の参院選にふれ、「維新の政策は具体性に欠けるが、阪神間、神戸市東部では 強かった」と振り返りつつ、「自民党は地域に入り、人の悩みを聞き、これを持ち帰り回答を見出す。これが地方議員の力の源泉」と理解を求め、「自信を持って、戦い抜こう」と結束を促しました。

次いで、来賓出席した片山安孝県副知事は「躍動する県政の展開には、自民党の支援が欠かせない」、今西正男神戸市副市長は「国際化を見据えた神戸空港の施設整備に協力を」とそれぞれ、齋藤知事、久元市長のメッセージを代読しました。 この後、出席国会議員を代表して渡海紀三朗衆議院議員(兵庫10区)が登壇し、「4年前の県議選等と今回は様相が一変している。地元でも激しい戦いが展開されている」と現状への認識を述べました。そして「国民政党として、地域の政策課題を正面から受け止めて解決に取り組もう」と地域に寄り添った活動の必要性を説きました。そのうえで「衆院選がホップ、参院選がステップ、統一選がジャンプの総仕上げ。これに勝利して初めて安定した政治が実現できる」と気を抜くことのない戦いを強く要請しました=写真右下。
安達総務会長を議長に、議事では、藤田孝夫県連幹事長(県会議員)が党情報告を行い、党員獲得運動の現状、党改革本部によるガバナンスコート創設に至る経緯、青年局・青年部、女性局の活動状況の詳細を説明しました。
党情報告、令和4年度収支、令和5年度予算が原案通り採択されたあと、藤田幹事長が当面の活動方針を議案上程しました。中では、昨年決定されたガバナンスコードの遵守と共に、時代の要請に応じた不断の取り組みを強調し、①党改革の推進②総力を結集した統一地方選の勝利③幅広い支持層の獲得に向けた組織活動の展開④地方議員との連携強化⑤各種友好団体との対話と連携強化⑥きめ細かな広報活動の展開などを打ち出し、いずれも満場一致で議決されました。

この後、先の党大会で優秀党組織として表彰された豊岡支部、香住支部に末松会長と藤田幹事長から表彰状、党旗が手渡され、感謝とねぎらいの言葉が贈られました=写真右。
閉会に当たり、安井俊彦神戸市会議員の音頭で全員がガンバローコールを三唱、統一地方選に向けて総力を挙げた戦いへ気勢を示しました=写真右下。
終了後、末松信介県連会長、藤田孝夫県連幹事長、安達和彦県連総務会長、内藤兵衛県連政調会長が記者会見を行い、報道陣の質問に応えました。 中で、統一選に向けて末松会長は「地域に入り、悩みや相談に乗り地域と共に歩む政党であることをアピールする。地域力があってこそ発展する」と原点の大切さを説きました。
また、藤田幹事長は「自民党こそが、責任政党として実のある改革を進めることができる」と訴えの要点を解きました。そのうえで、安達総務会長は「選挙にウルトラCはない。一つひとつ着実に進めていく」と決意を述べました。
