2022.10.27
学生部全国協議会第1回幹事会を開催地方組織間の連携強化Slackなど活用「はつらつ姿勢で新しい時代を拓こう」
今年5月29日、自民党学生部全国協議会が設立されました。学生部は、現在、31都道府県に設置されており、横断的な連携を進めることを目的としています。 設立に当たって、岸田文雄総裁は「時代の主役は学生部の皆さんです。はつらつとした姿勢を忘れることなく新しい時代に向けて前進を」と激励しました。
10月27日午前10時半からオンラインで学生部全国協議会第1回幹事会が開催されました。設立総会で10人の各ブロック幹事が委嘱されており、運営を担当しています。兵庫県連からは、野坂奏太学生部長をはじめ、学生部員が参加しました。
(オンラインで31都道府県連が参加しました)
幹事会では、全国協議会会長の根本雄作東京都連学生部委員長があいさつ、「学生部の横のつながりを強化、切磋琢磨して活動活性化につなげよう」と意義を強調しました。
次いで、党青年局長の鈴木憲和衆院議員、青年局学生・団体部長の宮路拓馬衆院議員、中央常任委員会副議長の細田善則埼玉県議があいさつに立ち「学生部メンバーの一人ひとりの技術、経験を存分に発揮して活動展開を」などと激励の言葉を贈りました。
議事では、ブロック幹事10人を確認、今後の活動について連携強化を重点に政策プレゼンやデジタル化推進のリード役に取り組むことが了承されました。
また、連携強化の一環としてビジネス用メッセージアプリである「Slack」を活用して組織のコミュニケーション力の向上に努めることを申し合わせました。
第2部では、鈴木憲和衆議院議員が、生い立ちから農林水産省勤務を経て衆議院議員に至る歩みを体験談と共に、時々に学んだ教訓を紹介しつつアドバイスしました。
同氏は、昭和57年生まれ40歳。東大法学卒業後、農林水産省に入省、平成24年、山形2区から衆議院議員初当選、当選4回。外務政務官を務めたあと、今年9月自民党青年局長に就任しました。
政治家としての原点は、小さなころから母親に教え諭された「人はどんな人も一緒」の言葉。
大学時代に「国を動かしているのは、(予算を握っている)大蔵省(当時)」との助言もあって、官僚の道を志望、農林水産省に入省。入省後は、現場に足を運ぶことが多く、「今やらねばいつやる」「役人は現場のことは分からない」といった切実な声に接し、耕作放棄地の再生の先駆けとなった日本版再耕プロジェクトに参加した経験を紹介しました。
その後、役所の壁、限界に気づき、政治の道を選んだといいます。
衆議院議員としては、米、豪、日本など12か国が参加、関税の原則撤廃をめざす経済連携協定(TPP)に反対を貫き通したことを振り返り、「徹底的に地方を大切にし、見捨てない温かい政治家でありたい」と政治姿勢を強調、そして「人との出会いを大切に」と結びました。