
杉村太蔵・衆議院議員が講演
ニューリーダー育成プロジェクト第1回講演会を開催
自民党兵庫県支部連合会の青年局・青年部はこのほど、次世代を担う若いリーダーを育てる「ニューリーダー育成プロジェクト第三期」をスタートさせました。その第1回講演会が2月11日午後、神戸市中央区の同県連5階大ホールで開かれ、約80人が参加しました。
中で、党青年局次長の杉村太蔵・衆議院議員が「26歳から見た国会議員という仕事」と題して講演し、会場を盛り上げました。
はじめに、県連青年局長の北川泰寿・県議会議員があいさつに立ち、「参加者一人ひとりが日本の将来を担うリーダーとして未来を考え、行動してほしい」と呼びかけました。
続いて講演会に入り、杉村議員は「(党本部から)話は一分にしろと言われている。一時間も間がもたない」と切り出しつつ、持論のニート・フリーター対策などを熱く語りました。
まず、いじめなどで高校中退してニートになった男性や、中学時代に事故で顔にケガを負って引きこもってしまった女の子の話などを紹介し、「彼らが再び社会に出ようとしても、就職はもちろんアルバイトもできないのが今の社会」と問題点を指摘しました。
また、「高校を卒業して世界中を旅しても、帰ってきたら仕事がない。新卒採用という雇用基準が、多くの若者の夢と希望を奪っている。若いからできることよりも、できないことの方が多い」と訴えました。
そのうえで、「力があるのに、それを発揮できずにもがいている若者の環境を少しでも改善するため、新卒採用という垣根を取っ払いたい。タイゾーは皇室典範や憲法、年金問題などは答えられないが、ニートの気持ちは代弁できる。それでいいと思っている」と心境を述べました。
講演の最後には、参加者から「尊敬する人は」「国会議員は女性にもてるか」などの質問が出ました。「杉村議員の秘書をしたい」という学生(18)には、「秘書をしても社会のことは絶対に分からない。(政治家をめざすなら)会社員になってまずは世の中を知ってほしい。選挙に出る時は応援に行く」と返すなど、和気あいあいの雰囲気で対話が交わされました。
神戸市長田区から参加した高校生(17)は「杉村議員はもっと難しいことを言う議員だと思っていたので意外だったが、ニート対策についての考え方はよく分かった。今後、さらに勉強を積んで、いろんな政策が打ち出せる議員になることを期待しています」と話していました。
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