県連青年局・青年部が第1回ひょうご次世代育成塾
小野晋也衆院議員が「意識の覚醒」促す
県連青年局・青年部(加田裕之青年局長、上山隆弘青年部長)が主催する第1回「ひょうご次世代育成塾」が、3月8日午後2時から、県連5階ホールで行われ、小野晋也衆議院議員(愛媛3区)が「今、政治に求められるもの」のテーマで講演しました。
育成塾は、次世代を担う人材育成を目的として開催されるもので、18歳から45歳までの男女を対象としており、この日は約70人の受講者をはじめ来賓として末松信介県連会長代行(参院議員)、五島たけし県連幹事長(県議)、関芳弘衆院議員、日村豊彦、石川憲幸、長岡壮壽、松本隆弘、仲田一彦県議が出席しました。
はじめにあいさつに立った加田青年局長は「現状を見ていると自民党はこのままでよいのか。兵庫県にとって自民党がどういう党であるのか今一度考えなければならない」と提起したうえで「自民党を結党した人たちの志が引き継がれていない。地域からうねりを起こす意気込みで
やっていきたい。知恵を出し合えば必ず道が拓ける」と地方の時代にかける切磋琢磨を呼びかけました。
講演に立った小野衆院議員は、「地方再生の基本思想として夢出せ、知恵出せ、元気出せ」と自らの持論を問いかけながら、「夢」「知恵」「元気」の3つのキーワードの大切さを強調しました。特に、「夢が大切」としつつ「夢がないと知恵、元気が出ない。夢は自らが創りあげるもの」と主体的な取り組みを求めました。
そして、心の荒廃や政治の対応力の衰弱といった現代日本が直面している困難を分析しました。
さらに日本の政治が回復すべき3つの姿勢として「戦う政治」「裸足の政治」「耕す政治」を挙げ、吉田松陰らの先人の試みを具体例として紹介しました。
最後に、「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるもの」との哲学者アランの幸福論を例示し、「一人ひとりの意識の覚醒が第一歩」と意欲して行動する大切を強調しました。
質疑応答では、「大変感銘を受けた。政治の大切さを認識した」(高橋進吾県議)をはじめ参加者から数多くの質問や意見がだされた。これからも「ひょうご次世代育成塾」を開催して参りますのでご参加のほどよろしくお願いします。
