
参院選比例代表候補
今井絵里子さんが政策訴え
「障害を持つ子ども、子育て中の母親に必要な支援を」
自民党兵庫県連の青年局・青年部による「ひょうご次世代育成塾」が4月10日、同県連内で開かれ、今夏の参議院選挙で自民党比例代表として立候補予定の歌手・今井絵里子さんが講演。「私の生き方〜一緒にがんばろう〜」をテーマに、政治家を志した理由や取り組みたい政策などについて、約100人の参加者と対談形式で意見を交わしました。
同塾は、次世代を担う人材を育成するための研修プログラム。第23回目となる今回は、女性4人組のボーカル&ダンスグループ「SPEED」の中心的ボーカルとして人気を博した今井さんを講師に招きました。
今井さんは昭和58年9月22日生まれで、沖縄県出身。SPEEDは国民的人気を得て熱狂的ファンを生み、解散後もソロアーティストとして音楽界で活躍。また、聴覚障害を持つ長男を育てる経験から、障害者への理解を深める講演会といったイベント活動も積極的に展開しています。
今井さんは、大谷勘介・県連青年局長、橋本健・同青年部長と対話する形で質問に応じ、参院選への出馬を決めた理由として「未来の母親たち、特に障害を持つ子どもを抱える母親たちの何を役に立ちたいという思いで決断した」と胸中を吐露しました。
また、今井さんは、阪神・淡路大震災後にSPEEDを再結成させてチャリティライブを実施したり、音楽を通じて東日本大震災の心の復興を応援しようと東北巡回したりと熱心に被災地支援に取り組んでおり、今年で歌手生活20年目を迎えます。「一歌手ではなく、法律を変えることができる議員という立場で次世代に明るい未来を残したい」と心境を伝え、「政治は希望。障害を抱えた子ども、子育てに悩む母親たちの声を国政に届け、必要な施策を実現させて皆が笑顔になる社会をめざしたい。一緒に歩んでいこう」と呼びかけました。
|
手話を交えて自己紹介する今井絵里子さん。政治家を志した理由や議員として取り組みたい政策などを訴えました
|
<< 前のページに戻る
|