県連トピックス

第30回ひょうご次世代育成塾を開催
石破元幹事長が講演、大学生らと「語る会」も

  自民党兵庫県連の青年局・部が主催する第30回ひょうご次世代育成塾が9月28日、神戸市中央区の同県連で開かれ、元自民党幹事長の石破茂衆議院議員が「人間力を鍛える」をテーマに講演し、受講生約70人が参加しました。
 育成塾は次世代を担う新しいリーダーを養成するプログラムで、国会議員や学識経験者らを招いて国のあり方や地域課題の解決策などを考える研修を行っています。今回は谷公一県連会長をはじめ、石川憲幸県連幹事長、渡海紀三朗衆議院議員、 盛山正仁衆議院議員、加田裕之参議院議員ら役員も参加しました。
 冒頭、谷会長は阪神・淡路大震災を振り返り、「大きな災害の際に、政治や社会の問題点が露わになる。そうした真価が問われる時に対応できるよう、自らを鍛え、さまざまな分野で社会に役に立つ存在になって」と呼びかけました。
 講演に立った石破氏は、事務次官や県知事、参議院議員などを歴任した父・二朗氏や、政治の世界に導いた恩師・田中角栄氏について、生い立ちを交えて紹介。「“勇気と真心を持って真実を語る”ことが大切。政治家であるのは手段であって目的ではない。大衆受けの悪い真実から逃げず、よい国づくりのために信念を見せる必要がある」と訴えました。
 さらに憲法改正について、第9条第2項を削除する「自民党案」にこだわりを示し、「自衛隊のあり方を国際的な原則に合致させるための改正」と位置づけました。
 また、同日夕方には、県連学生部が募った学生22人と若手議員の「語る会」を神戸市内のレストランで開催、石破氏も特別ゲストとして参加しました。
 山口晋平・県連青年局長ら執行部と学生が“井戸端会議”するイベントで、学生たちは「なぜ政治家になったのか」「これからの日本はどうなるのか」など問いかけたほか、議員を志す学生も4人ほど見られました。
 終了後、山口局長は「参加した学生の意識が高く、驚いた。強面に思える石破氏だが、会話を交わすととても親近感があり、学生たちも積極的に交流していたのが印象的だった」と話しています。

石破元幹事長が「人間力を鍛える」をテーマに講演
県連青年局・部の若手議員と学生部の語る会にも特別参加


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