県連トピックス


令和4年 女性局全国女性議員政策研究会を開催
「生活者視点を反映した政策形成を」
5人の講師がテーマごとに現状分析と課題解説


5月20日午前10時20分から党本部で全国女性議員政策研究会が開かれ、都道府県連からのオンライン参加を含めて243人が参加、別掲の通り5項目のテーマに沿ってわが党衆議院議員ら5人の講師が終日、講義に当たりました。
兵庫県連からは、村岡真夕子県議、女性局次長の平井まち子神戸市議、上谷幸美西宮市議ら9人が出席しました。中では、設定テーマに添って現状説明と共に課題提起、そして今後に向けた取り組みなどが解説されました。
 冒頭、茂木敏充党幹事長は、ロシアのウクライナ軍事侵攻を受けて岸田文雄首相が、バイデン米大統領との会談、日米豪印首脳によるクアッド首脳会合と重要な外交日程を予定していることを紹介、「国際社会の秩序回復へ、日本が中心的役割を果たすとき」と期待を述べました。次いで、予備費を活用した原油価格・物価高騰総合緊急対策にふれ「夏までに正常軌道に乗せる厳しい政治課題に対応しつつ、参院選に勝利し政治の安定をめざす」と決意を示しました。
 次いで小渕優子組織運動本部長は「女性議員をさらに増やして、岸田内閣における生活者視点を生かした政策実現に取り組みたい」、また、兵庫県連所属で女性局次長の大串正樹衆議院議員は、女性の活躍の場を広げようと呼びかけました。

(左:講義に耳を傾ける参加者 右:経済・景気対策について現状分析と今後の見 通しを語る西村康稔衆議院議員・兵庫県連会長)

 

西村康稔衆議院議員が燃料高騰対策などで講義

講義のトップバッターとして党経済成長戦略本部座長を務める西村康稔衆議院議員(兵庫県連会長)が登壇、まず消費動向について「横這い状態でそれほど悪くない。全体として回復基調にある」と現状認識を述べました。また、円安に関連して「プラス面とマイナス面があり、両面への目配り、分配政策が大切」としたうえで「新しい資本主義『令和ノミクス』の実現には、昭和のやり方からの脱却が不可欠であり、働き方改革、他業種等との他流試合の実践、思い切った所得引き上げなどに取り組むべき」と新しい発想によるチャレンジの必要性を主張しました。
 また、質疑に答えて、「女性活躍は新しい資本主義の1丁目1番地」「人材の海外流失を防ぐために、思い切った所得増、賃上げが重要」と時代潮流を見据えた政策選択を訴えました。
 このほか憲法改正について講義した新藤義孝衆議院議員は「憲法は立憲主義に基づいて国の権力を規律し、あるべき国のかたちを示す国の基本法である」を基礎的な考え方を強調し、「あらゆる所で広く理解と周知を進める取り組み」をと求めました。

研修テーマと講師、講義項目は次の通り

研修@【燃料高騰対策 等】

講師:西村康稔衆議院議員

兵庫県9区 当選7回

役職:党経済成長戦略本部座長、兵庫県連会長、党選対委員長代行

1)    原油高、米国物価高について

2)    GDP等の見通し

3)    円安の企業への影響

4)    新しい資本主義に向けた取り組み

 

研修A【経済安全保障

講師:小林鷹之衆議院議員

千葉県2区 当選4回

役職:経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当(科学技術政策、宇宙政策)大臣

1)経済安全保障とは

2)基本概念と戦略的アプローチ

3)経済安全保障推進法案の提出

4)法整備以外の取り組み

 

研修B【日本国憲法の改正実現に向けて

講師:新藤義孝衆議院議員

埼玉県2区 当選8回

役職:党政調会長代理、憲法改正実現本部・事務総長

1)日本国憲法とその三大原理

2)憲法審査会の審議経緯

3)憲法改正手続き

4)問題意識と条文イメージ(たたき台素案)

 

研修C【統一地方選挙

講師:松田馨氏

(株)ダイアログ代表取締役

役職:選挙プランナー

1)統一地方選挙での再選・必勝へ向けて

2)地方選挙における戦力配分

3)地上戦、空中戦、ネット戦の展開

4)ビラ作成等について

 

研修D【社会保障

講師:加藤勝信衆議院議員

岡山県5区 当選7回

役職:社会保障制度調査会長、前内閣官房長官

1)社会保障関連施策の種類と実施主体

2)世帯構成の推移と見通し

3)社会保障給付費の推移

4)2040年を展望し、誰もが長く元気に活躍できる社会の実現


<< 前のページに戻る