2024.10.30
●第50回衆議院議員選挙●
小選挙区・比例代表で8議席を確保
県内比例区得票53万票でトップに
石破茂内閣についての信を問う第50回衆議院議員選挙は、10月27日、投開票されました。全国的には、自民、公明の連立与党が過半数を18議席割り込む極めて厳しい結果となりました。兵庫県内では、12選挙区に自民党をはじめ9党と無所属の計56人が争う構図となりました。
兵庫県連からは公認候補9人が立候補、3区関芳弘(59)、4区藤井比早之(53)、5区谷公一(72)、7区山田賢司(58)、10区渡海紀三朗(76)、11区松本剛明(65)、12区山口壮(70)の7氏が激戦を制し当選、6区の大串正樹氏(58)は、小選挙区では敗れましたが、比例代表で当選しました。
元県連会長の9区西村康稔氏(62)は、無所属で挑戦し、立憲候補との大接戦を制して議席を維持しました。1区盛山正仁氏(70)は立憲候補に及びませんでした。この結果、自民系無所属候補と併せて9議席を死守する結果となりました。

また、連立政権のパートナーである公明党は、2区赤羽一嘉(66),8区中野洋昌(46)の両前職(ともに自民推薦推薦)が、維新候補に競り勝ち議席を守り抜きました。
一方、立憲民主党は、1区・6区で小選挙区で議席を獲得、7区・9区で比例復活し4議席を獲得、維新の党は小選挙区ではすべて敗れましたが、2区・3区・6区・7区・8区・12区で6人が比例復活しました。
選挙期間中には、石破茂総裁、小泉進次郎選対本部長、高市早苗元経済安保相、小渕優子組織運動本部長、小野寺五典防衛相らが、相次いで来県し、支援を訴えました。


今回、自民・公明連立与党に厳しい批判がある中、県内の比例代表の得票は、自民党は前回より減となりましたが、約53万票余(22・53%)でトップを占めました。
【自民党県連所属当選者】
【兵庫3区】 | |
![]() | 関 芳弘(せき・よしひろ) 59歳・6期 党副幹事長(経済産業副大臣、環境副大臣、三井住友銀上席推進役) 関学大経済学部卒 徳島県小松島市 |
【兵庫4区】 | |
![]() | 藤井比早之(ふじい・ひさゆき) 53歳・5期 党外交部会長(デジタル副大臣、衆院政治改革特別委理事、内閣府副大臣、彦根市副市長) 東大法学部卒 西脇市 |
【兵庫5区】 | |
![]() | 谷 公一(たに・こういち) 72歳・8期 全国水面漁連代表理事会長(国家公安委員長兼防災担当相、衆院東日本大震災復興特別委員長) 明大政経学部卒 兵庫県香美町 |
【兵庫7区】 | |
![]() | 山田 賢司(やまだ・けんじ) 58歳・5期 党文部科学部会長、党教育・人材力強化調査会副幹事長(外務副大臣、銀行員) 神戸大法学部卒 大阪府 |
【兵庫10区】 | |
![]() | 渡海紀三朗(とかい・きさぶろう) 76歳・11期 党政治改革本部長(党政調会長、党科学技術・イノベーション戦略調査会長、文部科学相) 早大理工学部卒 高砂市 |
【兵庫11区】 | |
![]() | 松本 剛明(まつもと・たけあき) 65歳・9期 党県第11選挙区支部長(総務相、党外務委員長、党政調会長代理、外相) 東大法学部卒 東京都 |
【兵庫12区】 | |
![]() | 山口 壯(やまぐち・つよし) 70歳・8期 党外交調査会副会長(環境相、内閣府特命担当相、外務副大臣、内閣府副大臣、がいむ相再科学協力室長) 東大法学部卒 相生市 |
【近畿比例】 | |
![]() | 大串 正樹(おおぐし・まさき) 58歳・5期 党厚生労働部会長(デジタル副大臣、党副幹事長、経産政務官、大学教員) 東北大院工学研究科 西宮市 |