2024.05.22
世界パラ陸上開会式に兵庫県連女性局が出席
各国代表の入場行進に拍手・手拍子で応える
五月晴れの競技場に共生の誓いを高らかに
「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」の開会式が、5月17日午後2時から秋篠宮ご夫妻をお迎えして神戸市須磨区のユニバ―記念競技場で行われました。開会式には、兵庫県連女性局から原岡恵利子女性局長、中村かよ子常任相談役ら20人が参加、約1万1千人の観客と共にスタンドからセレモニーを見守り、ときに応じて手拍子、拍手でグランドに笑顔で応えていました。
(観客席から手拍子で応える) | (入場行進では国ごとに声援) |
東アジア初の開催、コロナ禍越えて3年越しの実現
東アジア初開催となった大会は、当初、2021年開催予定がコロナ禍で2度の延期を経て3年遅れで開催され、「つなげる」「ひろげる」「すすめる」の3つを基本理念を掲げています。
今回、日本代表66人を含む104か国・地域の代表選手1073人がエントリーしており、神戸市出身の盲目の声楽家時田直也さんの国家独唱で開会式がスタート。参加国約100カ国の代表がプラカード・国旗を持った地元の西落合中学生徒と一緒に入場、女性局参加者も手を振る選手に拍手で応えるなど、熱気のなかにも心温まる雰囲気がにじみ出ていました。
秋篠宮殿下ご夫妻が入場された後、増田明美大会組織委員会会長は、「晴れ舞台で、力いっぱいのパフォーマンを。レッツエンジョイ」と呼びかけました。齋藤元彦兵庫県知事が地元代表あいさつ、同連盟のP・フィッツジェラルド代表が「自己ベストを達成するための努力をみせて」と激励しました。
秋篠宮殿下お言葉「こころに残る大会に」
次いで、秋篠宮殿下が演壇にお立ちになり、「互いの交流することで、世界の人々の友情と親交がさらに増すことを期待する」と述べられ、「こころに残る大会」とする意義を強調されました。続いて、選手、審判、コーチの代表が「チームの名誉をかけて」と宣誓、久元喜造神戸市長が開会を高らかに宣言しました。
(左・参加100か国の代表らが入場行進、右・開幕式終了後の神戸野田高校のダンス部メンバーらが歓迎演技を披露) |