2024.04.02
第21回兵庫りぶるのつどいを開催
女性局の力を結集して衆議院・参議院選挙の勝利をめざす
有村治子元少子化担当相が記念講演
3月30日午前10時40分から第21回兵庫りぶるのつどいが、神戸市中央区のポートピアホテルで行われ、県連女性局会員をはじめ衆参国会・県議会・神戸市会議員・県連所属女性議員、約230人が出席。政治資金問題に関連して反省すべきを反省し、襟を正して信頼を取り戻すことを確認、次期衆議院、参議院選挙の勝利に向けて女性局として全力で支援することを誓いました。
また、元女性活躍・少子化担当大臣の有村治子参議院議員が「海洋国家 日本の島々」と題して記念講演。「世界的に選挙イヤーとされる今年、世界と対峙して国益を守る、これを具現化することが重要」と領土・領海を維持確保することの大切さを訴えました。
原岡 県連女性局長―血の通った被災地支援、できるのは自民党
冒頭、主催者を代表して原岡恵利子県連女性局長は、今年正月の能登半島地震など振り返りながら「天災の前には無力を覚えるが、血の通った温かい被災地支援を期待したい。これができるのは自民党だけ」と 被災者と寄り添う姿勢の大切さを強調しました。


末松県連会長―世界との競争を勝ち取る価値観を
次いで、県連会長 末松信介 参議院議員があいさつに立ち、女性局のハッピーオレンジ運動といった活動に感謝を述べ、政治資金問題で関係議員の処分が協議されていることに対して、「岸田首相の判断を 重く受け止めて対応したい」と理解を求めました。また、国内総生産(GDP)で今年はドイツ、2026年にはインドにも抜かれると説明。「バブル以降、世界との競争の中で利益を勝ち取る価値観が守れなかった。これをしっかり再定義する時にある」と警鐘を鳴らしました。
出席衆議院、参議院議員がそれぞれ決意を語る
この後、盛山正仁文科相、山田賢司、大串正樹衆院議員、加田裕之参院議員が登壇、加田参院議員は「来年は震災30年、地域の声を届けているのは自民党だけ。能登半島の被災者をしっかり支援する」などとそれぞれ決意を表明しました。
また、県連幹事長 黒川治 兵庫県会議員は、「義理と人情が大切。そして我慢するべきところ我慢しつつ当たる」と述べました。


県連女性局役員紹介(写真上・右)、祝電披露の後、休憩時間には、5月に神戸市で行われる世界パラ陸上神戸大会について、実行委員会委員を務める山口由美神戸市会議員が、大会の趣旨、協議内容などを説明し、参加を呼びかけました(写真下、左)。


渡海党政調会長―国に貢献する政党に
記念講演終了後には、渡海紀三朗 自由民主党政調会長、前経済産業大臣 西村康稔 衆議院議員が駆け付け挨拶しました。
渡海 政調会長は、政治資金問題について「党執行部のひとりとして役割を果たす。女性の政治参加を進め、国に貢献する政党になる」と心境を語り、西村 衆議院議員は「一から出直して、地域の声を届けていきたい」と信頼回復への決意を表明しました。


有村治子参院議員―1万4千余の島々を守る、領有権の維持こそ
記念講演で、有村治子 参議院議員は「国内の問題に対処するだけでは国会の仕事を務めたことにはならない。外交的に瀬戸際にある日本国家の利益を具現化する生命と暮らし、国家の尊厳を守ることが目の前の課題」とまず提起しました。そのうえで教育力、防衛力、外交力、情報力、科学技術力の5つの力が国柄の要件であると例示しました。
なかで、「戦後、国家を意識しないでやってきた、必要以上に否定 してきた経緯がある。それは戦争で負けたからなのか、果たしてそれが健全であったのか」と問いかけました。
また、日本には1万4千余の島があり、兵庫には203の島が存在すると解説。「島があると、国連海洋法条約に基づく接続水域、排他的経済水域が広がる」として領有権の平和的維持の重要性を解きました。
また、文部省唱歌から消された「蛍の光」の3番、4番にある「千島列島の奥も沖縄も、日本の国土の守りだ」との歌詞を紹介して、国土の大切さを繰り返し強調しました。


