2024.06.07
第68回自民党兵庫県連女性局大会を開催
「原点に立ち返って」―活動方針を採択
女性議員の育成登用の促進へ取り組み強化
第68回自民党兵庫県連女性局大会が、6月3日午前11時から行われ、「(党全体に厳しい目が向けられている状況に鑑み)政治は国民のものとの立党の原点に立ち返り、女性局の活動を進めていく」などとして組織強化、児童虐待防止「ハッピーオレンジ運動」の継続展開などを盛り込んだ活動方針を採択しました。
また、議事終了後には、北海道知事を4期務め、現在、局長の高橋はるみ参議院議員が、政府・与党が進めている定額減税などについて、政策のめざすところなどについて講演しました。
冒頭、あいさつに立った原岡女性局長は、1月の能登半島地震にふれ、青年局とともに女性局として防災・減災に取り組む」と抱負を述べました。そのうえで「子や孫に誇れる日本をつくるため精いっぱいがんばる」と決意を新たにしました。
出席した来賓が登壇し、黒川治県連幹事長(県会議員)は「必死になって働いている議員は多い。信頼回復し、誇りを胸に活動していこう」、坊恭壽県連総務会長(神戸市会議員)は、「議員のなり手不足が深刻。人材発掘に協力を」、岡毅県連青年局長(県会議員)は「若い人が未来に希望を持てる施策が大事」とそれぞれの立場から党勢拡大、信頼回復への決意に力を込めました。
(来賓出席した左から黒川幹事長、坊総務会長、岡青年局長) |
次いで代理出席した衆参国会議員の夫人らがマイクを握り、「暮らしの中で百円のありがたさが分かっている。女性ならではの視点で言うべきことを言おう」と決意を述べました。
このあと山口由美神戸市会議員を議長に議事に入り、次の通り活動方針、事業計画などを採択しました。
【令和6年兵庫県連女性局主な活動方針】
【党勢拡大・女性組織強化】 |
1 女性議員緒育成登用の促進 ・今後10年間で女性国会議員を30%に引き上げる目標達成へ取り組み強化 ・「女性未来塾」などを周知し女性の政治参画を促す 2 党勢拡大や女性組織強化 ・青年局と連携して新たな支援者の獲得や若年層への幅広いアプローチを図る ・地元に根差した女性組織を有する友好団体との意見交換、全国女性局との連携強化、情報共有。 |
【私たちの暮らしを守る活動】 1 被災地支援と女性視点に立った防災・減災対策の推進継続 2 児童虐待防止「ハッピーオレンジ運動」の継続 ・児童相談所虐待対応ダイヤル「189」の周知徹底 3 「こどもまんなか政策」、女性活躍と女性の健康推進に関する活動強化 |
高橋はるみ党女性局長が特別記念講演
政府が進める物価高騰対策などについて理解求める
(高橋はるみ党女性局長が、経験談を交えながら講演) |
記念講演の講師を務めた高橋党女性局長は経産省局長などを歴任、北海道知事を4期務めた後、令和元年参議院議員初当選(北海道選挙区)。兵庫県連会長の末松信介参院議員が文科相の際の政務官を務めました。
冒頭、参議院当選同期の兵庫県連の加田裕之参院議員について、「阪神・淡路大震災の経験を活かして、能登半島被災地対策などに力を注ぎ、1期では珍しい国対副委員長として先頭に立ってがんばっている」と紹介、一層の支援を期待しました。
この後、定額減税について「実感が分かりにくいといった評価があるが、いい制度であることを理解して」と浸透を期待、「企業の設備投資などいい方向に向かっており、物価上昇を上回る所得増に向けて取り組んでいる」と評価しました。
また子育て対策では、大学卒業、婚活支援など切れ目のない様々な政策メニューを盛り込んでいる。一人ひとりの幸せ度を高めることが重要」と指摘しました。
講演を結ぶに当たって「厳しい批判にさらされている時に分裂したら負ける。くらいついてがんばろう」と奮起を促しました。