2024.09.13
自民党総裁選がスタート、最多9人が立候補
「新しい日本をつくるリーダー選出を期待」
9月27日に議員票と地方票の投・開票が行われ新総裁を選出
自民党総裁選が9月12日告示(9月27日投票)され、史上最多の9人が立候補しました。岸田文雄総裁が9月30日に任期満了を迎えることに伴い、その後継を決めるもので、「政治とカネ」の問題、「物価高騰などの経済対策」など国のかじ取りをいかに担うのか、15日間の論戦の火ぶたが切って落とされました。
【自民党総裁選挙立候補者】(届け出順)
立候補者 | 代表的肩書 | 略歴等 |
高市早苗(63) | 経済安全保障相 | 奈良2区、当選9回 |
小林鷹之(49) | 前経済安全保障相 | 千葉2区、当選4回 |
林芳正(63) | 官房長官 | 山口3区、参5回、当選1回 |
小泉進次郎(43) | 元環境相 | 神奈川11区、当選5回 |
上川陽子(71) | 外相 | 静岡1区、当選7回 |
加藤勝信(68) | 元官房長官 | 岡山5区、当選7回 |
河野太郎(61) | デジタル相 | 神奈川15区、当選9回 |
石破茂(67) | 元幹事長 | 鳥取1区、当選12回 |
茂木敏充(68) | 幹事長 | 栃木5区、当選10回 |
総裁選は、9月11日に選挙人の選確定、12日告示、26日党員投票の締め切り、27日に議員の投・開票の日程で行われます。
選出方法は、候補者ごとの議員投票(367票)と党員算定票(議員票と同数の367票をドント方式で配分)を合算し、過半数を得た候補を当選者とする。過半数を得た候補がない場合、得票数の多かった上位2人ついて党所属国会議員(367票)及び各都道府県連各1票(47票)による決選投票とする。また、各都道府県連の1票は、党員投票において得票数の多かった決戦投票候補者が獲得すると定めています。
兵庫県連総裁選挙管理委員会を開催
告示に先立って、9月2日午後、「兵庫県連総裁選挙管理委員会」が開かれました。同委員会は、黒川治委員長(県連幹事長・県会議員)、坊恭壽委員長代理(県連総務会長・神戸市会議員)、委員として藤本百男県連選対委員長(県会議員)、岡毅県連青年局長(同)、原岡恵利子県連女性局長によって構成されています
選挙管理委員会の冒頭、黒川委員長は「新しい日本のリーダーをつくり上げる極めて重要な選挙」と前置きして、「多くの表明があると推測されているが、県連として特定の候補に絞らずに約2万6千名弱の党員・党友すべてに知らしめていきたい」と臨む姿勢を強調しました。
終了後、記者会見、総裁選に臨む姿勢や期待について各委員がコメントしました。黒川委員長は「下野したときの思いに立ち返って、国民政党として期待に応えられる新しい自民党を見てもらいたい」と抱負を述べました。
このほか「総裁選は次期総理を選ぶこと。論戦を盛り上げてもらいたい」(坊委員)、「党員の声は厳しいが、期待の大きさでもある。新しいリーダーを選ぶチャンスとしたい(藤本委員)、「若者が希望を持てる国づくりを期待したい。強いリーダーシップを持った人になってもらいたい」(岡委員)などと総裁選を機会に飛躍することを願いました。
9月9日午前、投票用紙の発送準備作業に着手
9日午前、投票用紙準備作業がスタートしました。黒川選挙管理委員長が見守る中で、担当職員・スタッフが、一枚一枚丁寧に、宛名ラベル貼り付け作業を行いました。
9月12日午前、投票用紙(往復ハガキ)を発送
ラベル張り作業が終了したことを受けて、12日午前、県内の選挙人(有権者)あてに投票用紙(往復ハガキ)を発送しました。 黒川選挙管理委員長は「それぞれの候補の主張を聞いていただいて、判断をしてもらいたい」とコメント、そのうえで「自民党に対する政治とカネをめぐる批判などを払しょくし、経済対策等を通じて信頼を取り戻す契機となることを期待したい」と語りました。
なお、兵庫県連総裁選挙管理委員会では、党員投票の投票ハガキの早めの投函を呼びかけています。(郵便事情により、兵庫県連が指定する神戸中央郵便局に届くまでには少なくとも中一日以上かかることが見込まれています。党本部総裁選挙管理委員会では9月24日(火)午前中までの投函を強く推奨しています。)