2025.11.24
近畿ブロック青年部・青年局合同会議を開催
党支持率のアップへ最前線担う活動展開
学生部未設置地区の解消へ取り組み
自民党近畿ブロック青年部・青年局合同会議が、11月24日午後3時半から、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテルで行われ、党中央から平沼正二郎青年局長(衆議院議員)、今井絵理子青年局長代理(参議院議員)、土田慎青年部長(衆議院議員)、大空幸星学生部長(衆議院議員)、山本大地国際・団体副部長(衆議院議員)、田中泰彦中央常任委員会議長(愛知県議)、坪内涼二中央常任委員会副議長(島根県議)ら役員、近畿管内6府県連からは青年部長、青年局長ら総勢50人が出席しました。
議事では、それぞれの活動報告とともに、今後1年の活動方針を報告、また、党中央が呼びかけている学生部未設置の地方組織の解消についての課題などで意見交換が行われました。最前線に立つ組織として、高市早苗内閣を支えることを念頭に党支持率のアップに取り組み、各級議員選挙における人材発掘、地域・世代等を超える幅広い政策づくりなど現場経験を踏まえた提案などが表明されました。
末松信介兵庫県連会長 「党再建に力強くトライを」
吉田健吾兵庫県連青年部長(神戸市会議員)の進行で開会、岡毅県連青年局長(県会議員)が歓迎の言葉、続いて主催県を代表して末松信介県連会長(参議院議員)があいさつに立ち、自らの経験を紹介しながら、「若い時の失敗は取り戻すことができる。わが党の基礎体力が落ちたといった指摘があるが、党再建に向けて力強くトライしてもらいたい」とエールとともに助言を送りました。
また、黒川治県連幹事長(県会議員)は、「政権の枠組みが変わった。大阪、兵庫では公明と連携し、維新とは戦ってきた経緯がある。次の衆院選では真価が問われる」と述べました。





これを受けて平沼正二郎青年局長は「高市政権は高い支持率を示しているが、自民党の支持率は、もう一つ伸びておらずまだまだ。そこで若い世代の支持を自民党支持につなげていくのか、青年部・青年局の役割が注目されている。外の意見を聞く場として活動する」と行動する青年局へ決意を表明しました。
「フットワークを活かした地域の課題解決を」
議事では、岡毅県連青年局長を座長に、まず直近1年の活動報告が行われました。街頭宣伝活動の展開、青年組織との意見交換会や講師を招いてのセミナー、政治大学校の開催といった事例の紹介があり、兵庫県連からは田口辰典学生部長(神戸大生)が報告しました。
党青年局からは、総裁選挙における青年局・女性局主催の公開討論会の開催、また、「世代交代」をテーマとした政策パンフレットの政策、政策提言の申し入れなどの紹介がありました。
次いで党への要望では、「高市政権にふさわしい若手、女性候補の掘り起こし」(滋賀)、「学生と政治をつなぐ架け橋としての活動」(京都)、「地方議員を増やすことに全力を」(大阪)など、現場感覚を踏まえて党勢拡大への処方箋づくりに期待が表明されました。また、兵庫県連からは、「視察・研修活動を継続実施し、フットワークを生かした地域の課題解決に取り組む」(浅井美佳特別事業部総務副部長・神戸市会議員)などの方針が示されました。
学生部の未設置地域の解消については、活動関係経費の補助などあり方の検討、学生目線の意見が提言できる組織づくりなど魅力の向上などが提出され、「学生部ががんばり、党を支えることのできる環境づくりが大切」との趣旨の若い世代の理解と支持拡大の必要性が訴えられました。兵庫県連は「青年局HPやSNS、『じみんとーまがじん』などを活用して若い世代を惹きつけてもらいたい」と要望しました。

閉会後には、平沼党青年局長、岡兵庫県連青年局長らが記者会見に臨み、「政権の枠組みが変わったが、党支持率はまだまだ。そのために何をすべきかを議論した。また、学生部についても大きなテーマとした」と総括しました。

また会議に先立ち、神戸市内にて視察を実施しました。参加者は神戸市当局から再開発についての説明を受けながら、「TOTTEI PARK(トッテイパーク)」や「神戸港震災メモリアルパーク」を中心に、ウォーターフロントエリアの再開発状況について視察しました。





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